七尾城は日本100名城に選ばれてもいる山一つ全体を使った巨大な山城になります。室町時代に足利氏の管領職(将軍に次ぐ最高の職・幕府統括の補佐)を受けた畠山氏が能登の統括をしました。当時は金沢は発展しておらず、現在でいう七尾市が中心地でした。その七尾を八代に渡り治めたのが畠山氏でした。
八代目で上杉謙信により落城し畠山氏の歴史は幕を閉じました。
五大山城と呼ばれるほど堅牢で、城攻めの得意な上杉謙信ですら1年をようしました。
「七尾」は「松尾・竹尾・梅尾・菊尾・亀尾・虎尾・龍尾」の七つの尾根に由来します。大きな山城でしたから山の頂上から七か所に尾根が伸びていましてそれぞれにお城(郭)を立てていたところからの由来となっています。
七尾城史資料館は、昭和三十八年、七尾城主の子孫である畠山一清翁によって能登畠山氏と七尾城の顕彰を目的に建てられ、中世の城をイメージした外観となっています。
館内には、七尾城跡や城下から出土した天目茶碗、などの出土品をはじめ、城主愛刀、などの武器や武具、城主直筆の書翰なども展示され、戦国時代の七尾城の一端にふれることが出来ます。
入館料
大人:200円 大学生:150 小・中・高生:無料
休館日
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
12月11日〜3月11日(冬季休館)
『懐古館』(旧飯田家住宅)は、七尾城とその戦国城下町にゆかりの深い古屋敷町にあります。加賀藩の肝煎りの住まいとして江戸時代後期に建てられました茅葺の家です。
太い松の梁(はり)や欅(けやき)の柱は、深い雪を支えるだけでなくその威勢をも示し、漆塗りです。
あまとよばれる茶の間の高天井は、竹を並べて煙や湿気を吐き出します。夏涼しく冬はいささか寒いのですが、だからこそ人々は大きな囲炉裏を囲んでよりそって生活したわけです。
入館料
大人:200円 大学生:150 小・中・高生:無料
休館日
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
12月11日〜3月11日(冬季休館)
七尾城の御城印の販売を令和元年九月十五日よりはじめました。右の写真の通り
「七尾城跡」と「七尾城」
また、 令和2年六月一日より 「七尾城跡(大)」の追加販売が始まります。お立ち寄りの際にご購入ください。
販売場所:七尾城史資料館
国指定史跡
七尾城跡
300円
探訪記念
七尾城
300円
国指定史跡・日本100名城
七尾城跡・日本五大山城
大きいサイズ
400円
いしかわ城郭カード「七尾城」が完成しました。
城攻めの記念に是非集めてみませんか。
石碑Ver.と鳥居Ver.の2種類あります。
価格は1枚200円です。
七尾城史資料館にて販売中!